岸和田市民にとって9月14、15日は特別な日。
そう『岸和田だんじり祭り』です!
9月は旧市地区と春木地区に分かれていて、テレビのニュースなんかで映される〝カンカン場〟は旧市の有名なやりまわしの名所。
僕のおばあちゃん家が岸和田の旧市にあるので、毎年集まって渡り蟹やおでんを食べに行きます。
冷蔵庫にはビールや酎ハイがぎっしり(笑)
2019年の観光客は約30万人だったそうで、とにかく凄い人の数でしたね〜。
メインのカンカン場のやり回しを後方から見物してたけど、とにかく暑いっ!
5分ほど立って見てるだけで汗だくになってしまいます。熱中症になった人も多かったんではないでしょうか、、
さて、岸和田だんじり祭りの話を市外の方にすると10月にも祭りがある事を知らない人がけっこういることに気づきました。
『だんじり祭り見に行きたかったな〜』
『10月にもあるで』
『へ?そうなん??』
ということで、10月の岸和田だんじり祭りを知らない人のために地元民が詳しく解説します!
岸和田だんじり祭りは9月と10月の年二回ある !

上記でも少し説明しましたが、ニュースで取り上げられる9月の岸和田だんじり祭りは有名で知名度も高いですね。
南海岸和田駅周辺の旧市地区と、春木駅周辺の春木地区に分かれてだんじりが曳行(えいこう)されています。
ザックリ言うと、9月のだんじり祭りは海側の一部の地域だけで岸和田市全体が祭りなわけじゃありません。
で、残りの地域は10月に行われる感じです。
9月の方がメジャーで観客数も多いですが10月のだんじり祭りを観に来るメリットもたくさんあります。
地域が広範囲なので地区別に分かれていて、だんじりの台数が多いのがまず一つ。
もう一つは、広範囲に分かれているので観客が散らばるので名物の〝やりまわし〟が比較的見やすいことが挙げられます。
電車で見物に来られる方は、JR東岸和田駅前かJR久米田駅をおすすめします!
その理由は、だんじりの台数が多く駅周辺をグルグル回るので楽しめるかなと。
東岸和田駅は栄えてるほう(←地元にしては)なので、近くに大型スーパーもあるので小さいお子さん連れには便利だと思います。
10月のだんじり祭りは範囲が広い

10月の祭りは範囲が広くいろんな地区に分かれています。↓
【 東岸和田地区 】
土生町 、畑町、極楽寺町 、流木町、八田町、真上町
神須屋町、作才町 、土生瀧町、阿間河瀧町、葛城町
【 南掃守地区 】
西之内町、八阪町、下松町、上松町、山下町、尾生町、中尾生町、福田町
【 八木地区 】
中井町 、吉井町、荒木町、下池田町、箕土路町、西大路町、小松里町、額町、額原町、大町、池尻町
【 山直地区 】
田治米町、今木町、東出小路、大西小路、山出小路、三田町、三田町小倉、摩湯町
【 山直南地区 】
包近町、山直中町、稲葉町東、稲葉町西、積川町
【 山滝地区 】
内畑町、内畑町下出、大沢町
全てのだんじりを見物するのは至難の業ですが、ここでおすすめの見物ポイントをご紹介します。
それは久米田寺の「行基参り」です!
JR久米田駅を降りて真っ直ぐ行くと久米田寺があり、13台のだんじりが所狭しと並べられる光景は地元民でも人気のスポット。
猛スピードで境内に入っていくだんじりは迫力があり、目の前に広がる久米田池とのコラボはまさにインスタ映え!?しますよ。
岸和田だんじり祭り旧市地区の台数は全部で何台?町名は?
10月のだんじり祭りは岸和田だけじゃない!

10月にも岸和田だんじり祭りがあると解説してきましたが、貝塚市、泉大津市、忠岡町etc…
挙げればきりがないほどの地域で10月に祭りが行われています。
それぞれ特色があり、貝塚の「たこぼうず」の急な角度のやりまわしは一見の価値があります。
泉大津市の濱八町は、やりわましではなくだんじり同士がぶつけ合う「かちあい」が有名でギャラリーが盛り上がります。
初めてだんじりを見物に来られる方は、どの地域でどんな祭りをやっているのか、また地域によって微妙に日程が違うので調べてくるのが良いでしょう!
ちなみに令和元年の10月岸和田だんじり祭りの日程は以下になっています↓
・試験曳き 10月6日(日曜日)午後1時~午後5時
・宵宮 10月12日(土曜日)午前6時~午後10時
・本宮 10月13日(日曜日)午前7時~午後10時
10月のだんじり祭りも楽しみましょう!

9月と10月に岸和田だんじり祭りが年二回あるよ〜と地元民が解説しました。
10月は9月とは違い暑さもマシになっているので、観光するにはちょうどいい季節です。
僕の場合、昼間から缶ビール片手に熊取、貝塚、岸和田、高石、泉大津のだんじりを見るのがルーティン(笑)
祭りだからといってお酒の飲みすぎには注意しましょう!
それではまたっ^_^