ある日、大阪拘置所にいる知人から手紙が送られてきました。
その手紙の内容とは、現金1万円と雑誌や古本を送ってほしいとのこと。
また、判決がでて刑務所に行くと甘い物が食べられなくなるからお菓子がほしいと書かれていました。
僕は、この手紙を読んで疑問に思ったことは〝檻の中にいる人にどうやって渡すの?〟ということです。
ネットで調べてもあまり詳しく書かれてる記事がなかったので、直接当人に手紙でやり取りしながら確認しました。
同じように大阪拘置所にお菓子や現金を差し入れする方法や郵送でもできるのかを、実体験を元にブログにします。
この記事では次のことが解決できます ↓
① 大拘にお菓子を差し入れする方法
② 大拘に現金を送る方法
③ 大拘に差し入れNGなもの
それでは詳しく説明しましょう!
大阪拘置所にお菓子を差し入れする方法!

大拘(だいこう)と呼ばれる大阪拘置所にお菓子を差し入れする方法から説明しましょう。
まず、お菓子は郵送することが出来ません。
では、どうするのかと言うと自分が大阪拘置所まで行って近くにある「さし入れ所」でお菓子を購入する方法です。
大阪拘置所の近所には、「丸の家」という差し入れ屋があります。
日用雑貨や雑誌、お菓子、缶詰などが購入できて収監者の名前など必要事項を記載・申請すれば、ここで買ったものを収監者へ届けてもらえるシステムになっています。
ただ営業時間が平日の9:00〜18:00で土日祝休みなので、僕の場合だと平日は仕事があるので「丸の家」まで行って購入できないっ!という事態に陥ってしまいました。
そこで、もう一つの方法は丸の家は〝電話注文〟が出来るということです。
さっそく電話して「知人にお菓子を差し入れしたいんですけど?」と訊ねると丁寧に対応してくれました。
収監者の氏名と、いくら分のお菓子を差し入れするか聞かれて僕は3000円分のお菓子をお注文。
その後、振込先の口座番号を教えてもらい入金確認後の次の日に届けてもらえるとのことでした。
わざわざ大拘まで出向いて購入しなくてもお菓子を差し入れできる方法があって安心しましたよ!

丸の家ホームページ
郵送もできる?大阪拘置所へ現金を送る方法!

さて、お次は現金を送る方法を説明しましょう。
一つは、大阪拘置所の受付で直接差し入れする方法で、印鑑または捺印が必要になります。
しかし、これまた平日が仕事の方は難しいですよね、、、
そこで2つ目の方法は「現金書留」で郵送する方法です!
現金書留とは、専用の封筒に現金を入れて相手に郵送すること。
郵便局で現金書留の封筒を購入することができ、そんなに難しくありません。
まず、お近くの郵便局に出向き現金書留をしたい旨を係りの人にお伝えします。

現金書留の封筒(21円)を購入し、お届け先とご依頼主のところを記入。
自分が送りたい金額の現金を封筒の中に入れて裏面を折り込む(ちょっと難しい 笑)
印鑑を3箇所(署名でもOK)押して、郵便窓口に提出します。
窓口で精算して料金を払い領収書をもらって完了!
僕の場合、速達で郵送したので約900円ほどかかったと記憶しています。
思ったより簡単だったし、こちらも大拘まで行かなくて済んで安心しました。
現金と本類以外はNG?差入れできないもの

ここまで、お菓子を差し入れと現金を郵送する方法を説明しました。
では他のものは差し入れできるの?という疑問です。
お酒やタバコでない限り、先ほど紹介した「丸の家」で購入できるものはOKだと思います。
僕の場合だと、先日もう読まなくなったマンガ本を大阪拘置所にいる知人に送ったんですが、手紙のやり取りをよくするので便箋と封筒も一緒に郵送したんです。
すると知人から手紙で「現金と本類以外は差し入れできない」とのコメントが書かれていました。
やはり日用品や雑貨は、丸の家で買ったものしかダメとのこと。
うーん、線引きが難しい(汗)
大拘にお菓子や現金を差し入れする方法まとめ
自分の経験を元に大阪拘置所にお菓子を差し入れする方法と現金を送る方法をご紹介しました。
今回は、新型コロナの影響もあり面会が出来ないという理由もありました。
それに、平日が仕事の方はなかなか大阪拘置所まで行けないので記事を書くことにしました。
ともあれ素人目線なので疑問や質問、分からないことがあれば大阪拘置所に直接聞いてみましょう!
【大阪拘置所】
〒534-0016
大阪府大阪市都島区友渕町1-2-5
TEL 06-6921-0371